ドラばあさん

人間でいえば、今年は米寿の祝いのお年頃。毛艶もよいし、顔は相変わらずの童顔だし、、、。でも、どことなく元気がないように感じるのは、気のせいかな。今日は一日中寝ていました。いつもなら、ときどき甘えて膝に乗ってきたり、あれこれと注文をつけて、にゃあにゃあーと言うのだけれど、とにかく今日は寝ています。「どうしたの?」と覗き込んでも、私を上目遣いでチラと見たきり。ドラばあさん、どうしたのかな。

チューリップ

春らしくなってきました。
チェコは新型肺炎の感染拡大防止のために、非常事態宣言を出し、極力出歩かずに家にいましょう、と政府の呼びかけがありました。観光客で賑わう旧市街広場も人気もなく静かです。人はウィルスの戦々恐々としているけれど、プラハの街はひときわ美しさを際立たせています。早く収束してほしいですね。
唯一開いているスーパーマーケットで、春らしいチューリップを買いました。せっかくなので、スケッチしておきました。

Helleborus

 世界の人々は今、見えない怪物に戦々恐々の毎日です。私の住む国も、とうとう非常事態宣言をして、外国からの人を入国させず、また、国民は(永住権を持つ外国人を含む)国外への渡航禁止が発令されました。来週は大好きな友人と、久しぶりにお茶でもしようと約束をしていましたが、トラムや地下鉄に乗ることも控えた方がいいよね、ということになりました。ささやかな楽しみを奪われて、なんとなくつまらない気分になってしまったので、新居を構えたばかりの友人のために、一枚絵を描きました。

切れはしの紙たち

 紙を裁断してあまった切れ端を捨てられず、分けて箱にいれています。、細長い紙、四角い紙、こまかいクズのようになった紙、はさみでちょきちょき、カッターですいーすいーっと、切って貼って、屏風のようにぱたぱたと折って、民族衣装を着た女の子たち、ううさぎやねこ。マッチ箱の中のお家はお茶の時間。机の上でおとなしく四角く寝そべって、絵の具でペタペタ絵を描かれているときの紙とちがって、なんだか生き生きとしています。

はりといと

日中部屋で仕事をしていると、いつのまにか机の上は絵の具ではなく裁縫箱が陣取っていることがあります。時には 台所と仕事部屋をいったりきたりしてパン生地を仕込んだり、とにかく落ち着きがないのです。ふと、プレス機の下の棚の箱の中にブラウスの端切れがあったっけ、、、と思い出し、頭の中で、その端切れを切って縫って、それから、、、とアイディアが動き出し、いつの間にか裁縫箱を開いて針に糸を通しているのです。
 ある方からおさがりのシルクの水玉模様のブラウスをいただき、それがとても気に入っていたのですが、私にはあまりにも大きいので、大胆にも糸をほどいて全パーツをばらし、自分サイズに裁断し直しました。ところが、そこまでやったあたりで、ああ、仕事をしなければ!!と我に帰り、素敵だったブラウスはバラバラになったまま、端切れを入れる箱の中で2年の時が過ぎたのです。つい先日、ようやく縫い合わさって私サイズに生まれ変わり、昨夜の友人の演奏会に着て出かけ、日の目を見たのでした。
 さて、リスが木の実をあちこちに隠しておくように、私の部屋には、そういうやりかけのものがほうぼうにあるのです。袖と見頃左右をだいぶ縮めたおかげで出た水玉シルクの端切れを、小さな円にいくつも切って、ちくちく ちくちくと無心に塗って、お昼過ぎのひとときが過ぎてしまいました!!水玉の端切れで何を作っているかはまだ内緒です。これもやりかけて箱に入れ、続きはまたいつの日か。